借方と貸方
「借方」(かりかた)、「貸方」(かしかた)という言葉を聞かれたことがあると思います。
会計入門レベルの方はよく「借りている方だから借方?貸している方が貸方?あれれ?」となりますが、この借方/貸方という日本語には意味はありません。
ちなみに英語では、借方をDebit、貸方をCreditといいます。これはまさしく貸している方・借りている方という意味に近いのです。なので、英文会計をご存じの方が、あとで日本の会計を学ぶと混乱されることがあります。
簿記では、勘定の向かって左側を借方、右側を貸方といいます。
覚え方は、かり方の「り」が左側に「はらい」があるので「借方は左側」
かし方は「し」が右側に「はらい」があるので「貸方は右側」です。